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阿波踊り

 古里の阿波踊りの季節が近付いている。毎夜踊り練習の三味線、鐘、太鼓の音が街角のいたるところから聞えてくる。さざ波のように遠くの音も風に乗って。今年は帰らない。墓参りは秋に。

昨日、阿波踊りを紹介したテレビ番組があった。すっかり忘れていた津田の阿波踊りや子どもの頃教わったポルトガル人モラエスの話が紹介されていた。さだまさし原作の小説"眉山" は、さだまさしの古里長崎の稲佐山から連想し、眉山と重ね合わせたといわれていますが、本人は語っていないようである。眉山山頂にはモラエス館が在る。

 ポルトガル人モラエスは神戸の総領事として在勤中に阿波出身の芸妓福本ヨネを妻とした。モラエスは日本女性の奥ゆかしい美しさを備えた女神のような存在として深く愛したそうである。しかし、若くしてヨネは病死してしまう。悲しみにくれ、職を辞しヨネの出身地徳島へ居を移した。徳島ではヨネの姪と同居していたがその姪さえもすぐに亡くしてしまう。文筆に明け暮れたがその明治時代の阿波踊りをポルトガル語で紹介した本が実在している。しかし晩年のモラエスは孤独、徳島で亡くなっている。

 瀬戸内寂聴は徳島の仏壇店の出身。モラエスの旧居にも近い。その愛の深さに共感を呼び、自分の古里を重ねあわせ、モラエスを研究紹介し、本も出版している。モラエスは徳島の人で知らぬ人はいない。生涯を描いた映画などあればすばらしいと思う。現代の洗練され磨き抜かれた美しい阿波踊りや津田の阿波踊りと共に。

 さだまさしはモラエスの話を聞いていたのだと私は思う。共通するのは阿波踊りのにぎやかであるが"ぞめき"の物悲しく感じるリズムと響き、男と女の悲しくも愛の物語。番組を見ていて何故か涙のしずくがそこここに。阿波徳島を古里に持つ者にとって阿波踊りのざわめき、あのリズムは悲しみを誘うかの様に涙腺が緩くなる。これも老いのせいだろうか?

 
注: 阿波踊りの、ぞめきとは 阿波踊りの基本リズム。三味線、鐘、太鼓、横笛で構成され昔はチャルメラまで使われた。

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| なんとなく思う事 | 10:59 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

No title

「村の写真集」のように徳島フィルムコミッションやロケサーが中心となればいいのでしょうがねえ。
「村写」の大阪上映は私が担当しました。

| ☆Take It Easy! | 2010/08/10 15:25 | URL | ≫ EDIT














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