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経営陣の責任は重大

 今日2016年2月25日大阪梅田でまた暴走事故で多数の死傷者が発生した。

同日、ついに電機メーカーSHARPが台湾のホンハイに買収されることになった。取締役会全員一致の選択だ。

その兆しは2003年頃より経営姿勢に大きな変化が現れていることを感じていた。莫大な投資が必要とされる亀山工場に経営資源を集中すると発表があった。創業者早川徳治から受け継いできた社是から完全に逸脱すると思った。それまでにもがむしゃらに液晶に集中していく方向に疑問を抱いていた。あの液晶ビューカムの撤退など。そんな会社ではなかったはず。社是と乖離していく。ある中小企業の経営者にそのことを話しをしたが頷かれることはなかった。

その頃の経営方針としては流行ともいえるものであった。有名な経営学者の提唱もあった。反面、人には厳しく人件費の縮小も併行して実施されていった。退職前の大幅な減給により退職金のあからさまなカットまで行われた。これも当時の流れであった。しかし経営規模は急拡大していく。暗部には目を凝らさずに。

当時の社長は既に社内では天皇とまで言われていた。社是に反する経営方針の変更には大きな違和感を持った。"千里より、天理へ"の選択となんら変らないと、経営方針の変更ではないと説明された。

今日の結果を招いたのは全て経営陣。特に当時からの経営陣の責任は重大といわざるを得ない。ホンハイに買収されても経営陣は更迭しないという。これもおかしなことだ。この条件に現経営陣は乗ったといわれても仕方が無い。これを機会に責任を果たさなければならない。

これで立ち直ることが出来るかも大いに疑問だ。いままで、有能な社員の大半は早期退職を選択し、退社していった。回復には時間が必要だと思われる。放棄される可能性もある。

社員に責任は無い。あの数十年前、山一証券の社長の姿を思い出す。社員に謝罪するべきだ。
残る者、退社される方いずれも世間の荒波が待ち受けている。既に退社された方も苦難に負けないよう願っている。

 社是は経営理念として今もHPにむなしく掲示されている。社是に違反する経営陣をあざ笑うかのように

 【経営理念】

いたずらに規模のみを追わず、誠意と独自の技術をもって、
広く世界の文化と福祉の向上に貢献する。
会社に働く人々の能力開発と生活福祉の向上に努め、
会社の発展と一人一人の幸せとの一致をはかる
株主、取引先をはじめ、全ての協力者との相互反映を期す。

なんとか立ち直って欲しい。
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