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非日常の宿

 一年に一回の九州旅行に行ってまいりました。毎度の温泉地巡り。安宿巡りの旅ですが九州はいろんな種類の温泉があってたっぷり浸かってきました。

よく話題になる阿蘇地獄温泉清風荘。一度は行かなければと思っていましたので念願を果たせました。



硫黄の匂い(硫化水素臭)がする温泉は霧島や雲仙もそうですが、ここは特別のような気がします。薄い乳白色の色でそれほどぬるっとした感じはありませんが、効能の看板が乱立させてありました。


例のすずめの湯は早朝入浴しましたがぬるめで足元から泡が(ガス)噴出し、ピチパチはじけてすずめのさえずりに似ているところから名付けたそうです。お湯の足元湧出は私には感じられませんでした。すずめの湯は混浴ですが脱衣所には小さい白濁の内湯もあります。
 


元湯、家族湯、仇討ちの湯もそれぞれ湯治湯の雰囲気でとてもよろしい。全部制覇しましたが5湯は一泊では湯疲れしてしまいます。

ここは温泉旅館ではなく湯治場と割り切らないと不満たらたらになります。本館梅の部屋に泊まりましたが昔はふすま障子で仕切られた部屋を薄いプリント合板で仕切っただけなのでお隣のひそひそ話まで聞こえる。床は束が腐りふわふわと部屋全体が揺れ船酔い気分。

HPでの部屋の説明は 『湯治客のための客室と言っても過言ではないほど、独特な客室です。ちょっと小さめの客室は、湯治の雰囲気満点で、一般のお客様でも好んでこちらの客室を希望される方も多いです』.......と

もっと深刻な問題がある。部屋には硫化水素臭が充満。廊下や窓の外は臭わないので間違いなく床下からガスが噴出している。これにはさすがの温泉好きの私も熟睡は到底出来ませんでした。硫化水素ガス濃度は一定量になると死に至るのは御承知の通り。黒川温泉には飛んでいるすずめが落ちて死ぬという、すずめ地獄もあります。

COPDの私だけではなくネットでは他の人も同様の指摘があります。死ぬかも知れないと不安になり何度も寒いのに窓を開け空気の入れ替えをした程。宿の関係者は一度寝られるか試してみるべし。

   本館フロントや廊下は生花や和紙のお雛様が飾られこれはいい雰囲気です。レトロチックを意識されたようですが本館は廊下トイレ洗面も壊れ古く、手入れもせずただ汚いだけ。ファンヒーターで加温すると頭が痛くなる。このひどさと温泉のアンバランスはなんなのでしょう。



提言します!緊急処置として床下換気扇を設置する事だ。これで危険因子は回避できる。本館は湯冶専用宿とし、1階の部屋は昔日に戻す。仕切の板壁は撤去、ふすまと障子を忠実に再現させるほうがよい、トイレ洗面所も直さないと匂いが部屋に入ってくる。欠点も説明し納得の上、低価格で宿泊していただく。本館梅の間6450円は湯冶宿をいうなら高すぎる。

貴重な温泉と歴史ある古式宿。経営と両立しないところはあるとおもいますが、是非方向を間違えないでこの温泉を守っていただきたい。


好き勝手に書きましたが、次に九州に行くときは回り道をしても立ち寄りたい温泉であります。

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